6月4日からは『歯と口の健康週間』です
『お口の健康は体の健康』松山市太山寺町の太山寺歯科医院、院長の山田昌樹です。
6月4日(月)~10日(日)は「歯と口の健康週間」です!
今年の標語は「のばそうよ 健康寿命 歯みがきで」
ここのところ『国民皆歯科健診』が話題です。
先週あたりから結構マスコミにも取り上げられていますね。
ここでお口の健康についてちょっと考えてみたいと思います。
普段からお口の健康に気を使う方も増えましたが、
最近は定期健診、いわゆるメンテナンスに通う方も多くなりました。
当院では3カ月毎を基本とし、お口の状態や希望により半年までの間隔で来院いただいています。
だいたいどこの歯科医院でも同じような状況ではないでしょうか。
なぜ3カ月かといいますと理由があります。
1)歯周ポケットという歯の周りのすき間には特に歯周病菌の中でも
悪玉菌が好んで住み着きます。
メンテナンスできれいにしてもだいたい8から9週間で元のレベルに戻ります。
2)また歯ぐきより深い歯周ポケットの中に増える歯周病菌と
歯ぐきから上、歯の表面に付くむし歯菌とは関連し合っています。
細菌の集合体である歯垢(デンタルプラーク)はバリアを作っていますので薬も効かず
機械的にこすり落とすしかないのです。
3)さらに唾液に含まれるミネラル(カルシウムなど無機質)が沈着して段々固くなって
きます。それが歯石です。
2日目から始まると言われ、手入れの状態や唾液などの性質など個人差はあります。
ただし早い場合は2週間もするとカチカチではないですが目に見えるほど大量に付いて
くる方もいらっしゃいます。
以上のようなことから、
状態を安定させて維持していくには日常のセルフケアと定期的なプロケアによる
定期的な管理が欠かせないのです。
お口のチェックと歯石等の除去(クリーニング)やフッ素塗布、ブラッシング練習などに加え
様々なアドバイスも行いますし、
ここが一番大事かと思いますが日常会話=世間話的なコミニュケーションが取れることでしょうか。
フィットネス感覚とでもいいますか心も身体も健康であるために続けていきたいものだと思います。
この機会にかかりつけの歯医者さんがある方もない方も
一度お口の健診を受けてみませんか。