補綴物とマウスピース矯正について

こんにちは。院長の山田昌樹です。
もうすぐ3月、卒業のシーズンですね。

写真撮影の機会も多いこの季節、
きれいな歯を見せて笑えるよう、
定期検診を受けて、
お口の状態を万全にしておきましょう!

 

さて、先日、お世話になっている
和田精密歯研株式会社
愛媛営業所の河野所長を招いて
院内勉強会を開催しました。

 

 

 

テーマは

「補綴物とマウスピース矯正について」
最近は詰め物、被せものは
身体への影響を考えて、
「ノンメタル修復」という考え方が
主流になってきました。
金属アレルギーや身体に影響のある
微弱電流の問題が起きる
金属(メタル)修復はできるだけ避ける
という考え方です。

もちろん審美性(見た目)においても
セラミックは有利になります。

現在は金属を使わないオールセラミックがメインですが
なかでもジルコニアと呼ばれる
材料が主流になっています。
ジルコニアは宝石(人工ダイヤモンド)、
人工関節、包丁やゴルフクラブ、
NASAのスペースシャトルなどにも使われています。
改良が進み、強度があって美しく汚れも付きにくいと
何拍子も揃った、現在においてはベストとも
いえるものになりました。
費用も当院では4万円からと
手を出しやすい価格と設定にしています。

考えてみますとここ30年以上、
自費の被せもの治療の中心価格帯は7・8万円でしたが、
よりリーズナブルにかつ中身はより高品質になってきています。
現在治療を受けられる方が本当にうらやましいです。
もちろん、治療する歯が少ないことが一番良いのではありますが。

 

あとは、歯列矯正に関しても
その重要性や有用性が一般に浸透してきたように思います。
見た目だけでなく体の、全身の健康へとつながる部分であり
費用や期間が許せば、やはり取り組む価値はあります。

現在は、自分自身が
50年以上前に受けた矯正治療から、
ずいぶん進化しています。
目立ちにくく痛みが少なく効果は高く、
さらに期間が短いものになりました。

 

 

また、完璧を求めないまでも、
将来少しでも悪くしないための
「予防矯正」という考えも大切です。
小さいうちからお口の機能の改善を考えて
取り組むことが重要で、
この場合、悪い癖の改善や
呼吸や姿勢のトレーニングが主体になります。

歯科健診に噛み合わせや歯並びの項目があるのは
生涯を通した全身の健康につながるからでもあります。

ここまで興味を持って読んでいただいた方は
もし歯並びやお口のことで気になることがあれば
お近くの歯医者さんに是非ご相談なさってくださいね。
もちろん当院でも受け付けていますよ。

 

 

 

太山寺歯科医院
〒799-2662 愛媛県松山市太山寺町1155-1
TEL:089-978-5454
URL:https://taisanji-shika.com/
Googleマップ:https://g.page/taisanji-shika?gm