「正しい口腔ケアでウイルスに負けない体作り」

11月8日「いい歯の日」です。

コロナが第5類に変更されてから半年。
以前と全く同じとはいきませんが
日常生活も通常運行となってきたように思います。

ただこの夏からインフルエンザの流行が目立ちます。  
患者さんの予約キャンセルも
風邪や体調不良などが多いように感じます。

朝晩は肌寒く感じることも増えましたが
いまだに日中は11月とは思えない          
夏のような暑さの時があり              
冷房を入れることもあります。

ちょうど過去最高の暑さからの移行期のため      
寒暖差の影響
を受ける方が多いようですね。

さてこれから冬を迎える時期とはなりますが      
空気の乾燥に伴い感染のリスクも高まります。

コロナ、風邪、インフルエンザ等々          
ウイルスや細菌に注意が必要となります。

ウイルスなどの感染経路としては           
鼻と口が大きいですよね。

マスクや手洗い、温度・湿度などの環境、体調管理など 
対策は色々とあると思います。

ここで今一度注目していただきたいのが
お口のケア」です。
簡単に言えば                    
うがいや歯みがきをしっかりと行うこと。

特に歯周病を抱えていると全身に様々な悪影響があることが報告されています。

歯周病菌はウイルスが体の細胞へ侵入することを助けると言われています。

また炎症を起こした歯ぐきから            
体内へ歯周病菌が入り込むと             
歯周病と強い関連がある糖尿病を引き起こすことも分かってきました。

さらにお口の中が不潔になると            
誤嚥性肺炎
の原因となったり             
健康面への影響が大きいのです。

これからの口腔ケアは単に清潔にするというだけでなく、
お口の機能の維持も含めて
健康を保つ視点が大切ではないでしょうか。

お口の健康に自信がない方はぜひお近くの歯医者さんで 
検診を受け、治療したり様々なアドバイスをもらって  
改善に取り組んでみてくださいね。

11月8日のいい歯の日を健康づくりのきっかけにしてみませんか。