あなたは大丈夫!? 噛み合わせチェック
『お口の健康は体の健康』松山市太山寺町の太山寺歯科医院、院長の山田昌樹です。
TBS系 日曜朝の番組「健康カプセル! ゲンキの時間」
ご存知の方も多いと思います。
2月28日に取りあげられていたのが「噛み合わせと不調の意外な関係」
“噛み合わせを気にしたことがありますか?”
と問いかける内容でした。
普段何気なく使っているご自分の歯ですが
いろいろな役目があります。
食べる時はもちろんですが、力を入れる時に食いしばったり
他にもいろいろとお口と歯の役割はあるのですが
今回はこの番組テーマに沿って考えてみたいと思います。
歯の神経は歯の中にもありますが歯の周りにも分布していて
物を噛むときのセンサーになります。
神経は当たり前ですが「脳」につながっており筋肉の動きとも連動します。
体のバランスをとったり、運動能力にも影響があります。
ある程度の年齢の方ならアメリカのオリンピックメダリストのカール・ルイス選手が 歯列矯正をしながら競技に臨んでいたのを記憶されているかと思います。
1988年のソウルオリンピックでしたね。
最近はアスリートの方が矯正されているのを
インタビューで見ることも多くなりました。
目立ちにくいセラミック器具や裏側からの矯正などもありますが、
競技の邪魔やトラブルになりにくいよう
ベーシックな金属器具(ブラケットといいます)を使用されている方が多いようです。
最近は違和感も少なく食事やお口のケアに影響しにくいマウスピース矯正
の需要が増えてきてはいますが、
アスリートの方ではまだ少数派のように思います。
とはいえ少しでもパフォーマンスアップを求める姿勢は
トップアスリートならではだと思いますし、見習うべきところだとも思います。
30数年前に歯列矯正をしたカールルイス選手はさすがですね!
東京オリンピックは何やら開催の難しい状況になってきましたが
アスリートの口元にも注目したいと思います。